相談支援専門員のブログ(仮)

株式会社とぅえるぶラボ ワーク・ライフサポートたくと 相談支援専門員のひとりごと

できること、できないこと

 

十数年前

 

私は

頼まれること

困ったこと等

ありとあらゆる相談はすべて対応しなければならないと思っていました。

 

今でもそういった思いが強く

感情がまさり、

事実を認識出来なくなることがあります。

 

ここでいう感情というのは、

せっかく相談にきたのだから

なんとかしたい、しなければという気持ち。

 

事実というは

自分がその相談内容に対応しうる能力があるか

ということです。

 

若い頃は

特に自分の弱さを見せることが出来なくて

できないことも

できるふりをしていたような気がします。

 

プライドの塊

ですね。

 

これではかえって相談者をマイナスにしてしまう

わかってはいるけど

それを認めることができない

まさに支援者のエゴ。

 

当時の私は

何から何まで

一人何役もこなしていくことが

支援者の役割なんだという思い込みがありました。

 

まぁ結局

自分がパンクして

いろんな人に迷惑をかけるという失敗をして

気づいたんですが、、、。

 

失敗にまさる経験なし

失敗は成功のもと

失敗とかいて成長と読む(故 野村克也氏のお言葉)

です。

 

あの時の経験は今でも役に立っています。

 

「できること」「できないこと」を伝えることは

プロとして必要なこと。

 

見栄とか恥ずかしいとか

そんなことではありません。

自分の職務のフィールドがあるはず。

そのフィールドのなかで

「できること」「できないこと」を判別し

お手伝いしていく。

 

それがサポーターの役目だと思うのです。

 

成長のためには多少の背伸びは必要ですが・・・

あの時は無茶しすぎだったというお話でした(苦笑)